文は自分との語らい

私自身、公募小説への挑戦で文章を書いていて、

「書きたいことについて、自分はどう思うか?

なぜそう思うか?その思いの元は何か?

その思いの先に何があるか?何が言いたいのか?」

そんな問いを自分にしていました。

そして、問えば問うほど、

書く言葉が無くなっていったようにも感じました。

いい言葉が出なかったり、表現がしっくり来なかったり、

この本文を書いている今も、似た感じがあります。


でも、言葉にならないと文が作れないのも確か。

「自分の言葉で伝えたい」のであれば、

書く自分とちゃんと向き合って、

「なぜ書くか」を言葉にしていかなければなりません。

それは「自分との語らい」かもしれません。

自分の中にある言葉を探し、生み、作ったりする。

そうして、文ができる。

全然できなくて時間だけが過ぎることもありますが、

言葉にならなかった感じが、言葉で表現できた時は

ぼんやりした自分が少し明瞭になった気になります。

とことん自分と語れる自分になりたいものです。

そして、公募小説の落選反省会で、

大切な学びを得ることができました。

それは、有志です。

本が好きで、いい本に出会いたい志ある人たちです。

「いいの?」「ダメなの?」「読者の目線でどうなの?」

その本について掛け値なしに語ってくれます。

それは、間違いだけでなく、良いところ、

一歩踏む出すところなどもあり、私の場合は

「ビジネスの場面はリアリティーがあって、

気持ちもよく分かった」とおほめを頂きましたが、

「恋愛小説は向いていないと思う」

とはっきり断罪。お陰でスッキリしました。

これも、慣れ合わない有志ならでは。

そんな有志たちと一緒に、ものを書き、学び合う。

そんな環境があると面白いのでは思いました。


実は、そのようないきさつもあり、

その企画を実際に進めてみることになりました。

年空けて1月に、スタートする予定です。

ご期待ください(^^)/

本を楽しむ人の会

武蔵野デジタル出版が主催する、本が好きな人が集まるコミュニティサイト。本を読むのが好きな人、本を書くのが好きな人、本が好きな人の世界を共有したい。リアルでもバーチャルでも、集まる本好きの交流で本の面白さを広めていきます。

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